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当院の方針

当院では、将来子宮の病気予防のために避妊・去勢手術をお客様におすすめしております。
また、乳腺種腫瘍の発生率を低下させるよう、発情前に手術を行う方針です。

手術を行う目的

避妊・去勢をしていない動物さんにおいて、年を取ってから起こることが多い病気がいくつかあります。
例えば、女の子では乳腺腫瘍や子宮・卵巣の病気、男の子では前立腺の病気などが挙げられます。
しかし、若い時期に避妊・去勢手術をすることでこれらの病気、その他に問題行動なども予防することができます。そのため、当院では避妊・去勢手術を皆様にお勧めしています。

手術について

女の子の避妊手術の切開部位はおヘソのすぐ下、男の子の去勢手術は睾丸と陰嚢の間で手技は猫とほぼ同様ですが麻酔と投薬が異なります。

麻酔はまずプロポホールを静脈注射して、気管挿官してイソフルランの吸入麻酔で維持します。猫と違い術後の投薬が必要となります。
抗生物質と痛み止めを三日内服していただきます。痛み止めは注射してから手術を行いますが、翌日も痛み止めの内服をしていただきます。

また、傷口を良く舐めるワンちゃんにはエリザベスカーラー(アニマルネッカー)の装着をお願いすることもあります。

手術

避妊・去勢手術について疑問点がございましたら
獣医師へご遠慮なくご質問ください。